カテゴリー「書籍・雑誌」の178件の投稿

2013.12.07

周りに振り回されずに身近な一歩を「NASAより宇宙に近い町工場」

元同僚がおすすめしていたので,探してきました。


最近,自分のアタマで考えるとか,小さなイチを足すなんて帯を見かけます(両方共読んでないけど)が,そんな言葉が出る前から地道に自分の夢をかなえるためにやってきたことを説明してくれています。
丁寧な言葉で書かれているので,中学生や小学校高学年の子でも読めるんじゃないでしょうか。
ただ受け取り方や内容は子どもだけなく大人でも十分に納得できるものでしょうね。ただこれを実践するって難しいことです。いまの自分を壊すことは大人になるほどやりたくなくなるものですし。ビジネス書のようにべき論で攻めているわけでもないので自発的な啓発がいります。

それよりも子どもたちに筆者の背中を見るのと同様に自分の背中を見せられるような,一歩を踏み出していきたいものです。

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2013.01.06

奇跡のリンゴ―「絶対不可能」を覆した農家 木村秋則の記録

無農薬によるリンゴ栽培を行った木村秋則さんを追ったNHKの「プロフェッショナル」による記録です。

上司が家庭菜園をやっていて,「この人に感銘して無農薬で作っているんだよ」と紹介してもらいました。実家は農業ではないけれど,近い仕事をしているので「お父さんなら多分知っているよ」ということで超オススメされたので,年末に実家で読もうと思いAmazonでポチりました。
リンゴを無農薬で育てることの難しさとそこに辿り着く前の並大抵ではない苦労は想像できないほど大変だっただろうとは思うのだけど,なんだろうこのNHK「プロフェッショナル」的なストーリがなかなかすっきりとした読了感に繋がりませんでした。
帯にも書いてある「死ぬくらいなら,その前に一回はバカになってみたらいい」は共感できるところでもあるし,S.ジョブズの「Stay hungry , Stay foolish」の名言はたぶんいたるところにあるのだろう。
たぶん本書に感激・感動する人たちは木村さんの熱意やリンゴに話しかける姿勢,自然へ接する姿に揺り動かれるのだろう。
だが自分にとってはその姿は物心ついた時から見てきたものであり,とても当たり前といってもよいくらい身近な父の姿を思い起こすものであった。
木村さんの偉業やそれを支えてきた家族や周りの人達はとても素晴らしいと思うが,彼らだけが特別なのではなく,勤勉で真面目な人たちが日本にはまだまだいて,人知れずそれぞれの人生を生きているのだろう。

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2011.12.21

小林 雅一「モバイルコンピューティング」

サブタイトルの「iPhoneとAndroidが目指す未来とは」に惹かれたのか,誰かのオススメだったのかは忘れたけど,図書館から予約連絡がきました。

iモードからガラケーへ変わるように,NOKIAのスーマトフォンからiOS,Androidのスマホへ移ってしまったここ5年くらいのモバイルについて,UIを中心に網羅的に書かれています。

2章の「GUIからABC」などはiOSのSiriが実現された今となっては,音声アシスタントは本格化なUIに移るかもしれない。
4章のARはセカイカメラが鳴り物入りでデビューはしたが,セカンドライフ化しつつある現状をどう打破するか。技術の紹介があるが実際にそれがモバイルコンピューティングの世界でどのように変わるのかにすいての示唆は書かれていない。

ただこのUIに関する話はiOSの開発系の書籍をあされば,もっと具体的な内容がかいてあるし,
最後のユビキタスの下りについてはポスト・モバイルとして書かれているが,それはある意味モバイルの進化系でもあるわけでモバイルコンピューティングの終焉ではないと思う。

ただARや音声アシストなど,UIもポスト・モバイルへ向けて少しずつ回りながら進んでいるなか,ユビキタスの世界が本当にくるのか,くるために必要なことは何なのか,その壁はまだまだ厚いなと感じる訳です。

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2011.04.19

脱「ひとり勝ち」文明論「清水 浩」

日本悲観論に対する,21世紀日本が進む道として紹介されていたので手に取ってみた.

筆者は未来のクルマ「Elica」の開発者として,
・太陽光などの自然エネルギー
・Elicaの電気自動車

がこれからの日本の進む道だと提言している.

確かに本書を読むとバラ色の世界が手に届きそうでもあるが,このイノベーションが本格的になるには
まだまだ困難な道が広がっている事を逆に知らされてしまう.

東日本大震災からの復興のひとつとしてこの提言が採り上げられるような展開になってくれればと切に願う.あれもダメこれもダメと手をこまねいてばかりでは何も前には進まない.
被災者への早急な対応とともに,これからの世代に引き継ぐ為の技術として本書の示す役割は少なく無いと思う.

脱「ひとり勝ち」文明論
脱「ひとり勝ち」文明論

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2011.01.17

美崎薫「ライフログ入門」

ライフログの第一人者と言ってもいいであろう筆者によるライフログ入門書.

「記憶する住宅」などご自身の生活と情報を密接に結びつけて暮らしている筆者ならではの視点によるライフログが本書だ.
日記ではなく日誌を書き続け,日誌の中から情報をひもづけて行くという方法はデジタル化以前からはじめておられるようで,スタイルを貫き通している結果がいまのライフログに繋がっているのだと思う.

ただ筆者のライフスタイルを見ていると他者からみて情報に縛られてすぎているのではないかと思ってしまうが,それがスタイルとして定着している(定型化)のであれば,身を委ねられるという意味で楽なのかもしれない.

自分も去年ScanSnapを購入して紙のデジタル化をようやく始めたばかりではあるが,それもようやくEverNoteなどの入出力のツールや環境が整ったから重い腰をあげられただけであり,確か筆者のご自宅にお邪魔していた10年ほど前には既に紙をスキャンする事が定型化していたと記憶している.

本書はライフログをするにあたっての具体的な環境やツールの紹介がされているわけではない.筆者がどのように日誌をつけてきたか.そしてどんなことをつけていけばよいのかが紹介されている.ある意味本書が筆者のライフログそのものと言ってよいであろう.

読了後に筆者のライフログを読んでいる気分になってしまったが,それを自分自身のライフログへ転化させる起爆剤になればよいと感じた.

美崎 薫
東洋経済新報社
発売日:2010-12-24

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2010.09.30

スティーブ・マコネル「ソフトウェア開発プロフェッショナル」

「コード・コンプリート」や「ラピッドデベロプメント」で知られる著者がソフトウェア・エンジニアリングやプロフェッショナルのソフトウェア開発者とは何かと問いただす。

ソフトウェアにおいてプロフェッショナルとは何かを、個人、組織、業界におけるプロ意識を披露しその普及を図るのが本書の目的なのだろう。このアプローチは王道だと思うし、トータル的に取り組んでいるものがないのが現状じゃないかなと思うので本書を読んで、ソフトウェア開発にかかわる人たちはその職業的プロを明確に持つ必要があると思う。

医師や教師のように免許制ではないが、ソフトウェア開発においても資格認定は存在する。
ただし日本の場合はその使われ方がアメリカとは違うのではないかと思われる。
ゼネコン的な構造の元、資格は人月の工数単価の基準にしかなっていないし、採用の時の目安にはなるのかもしれないが、それはエンジニアの実力というよりも、工数単価をより上げるための会社側の思惑とマッチするだけのことにしかなっていないのが現状なのではないだろうか。

もちろん日本だってシリコンバレーで行われているような、人の流動性がある場面もあり、ネットで取り上げられたりもするが、そんなものは業界の中のごく一部で、その他の大多数はそうではないだろう。

本書を読んで、プロフェッショナルのソフトウェア集団を組むことが、これからの荒波を乗り切る車輪の片方であることだろう。プロ意識をもつことはどの業界でも必要なことだから。

スティーブ・マコネル,松原 友夫,山浦 恒央
日経BP社
発売日:2005-01-20

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2010.09.20

山崎えり子「節約主婦の絶対うまくいく株入門―私が始めた「攻めの財テク」」

図書館に本を返しに行った時に何気なく手に取った本.

タイトルに惹かれて手に取った本書ですが内容はとてもわかりやすく,説得力のあるものでした.
自分を節約主婦といい,住宅ローンを7年で完済したという実績をひっさげていた筆者からみた株購入のためのアドバイス.
自社株は購入しない,信用取り引きをしない,中国株を買わないなど,陥りがちなリスクに対して絶対ダメという姿勢は好感が持てますし,株の評価額と配当金による利益を狙うという目的がはっきりしているところがいいかもしれません.
内容的には株の入門の入門といったところでしょうか.もうちょっと踏み込んだ方がいい感じもしましたが,まったくの素人が株ってどうやって勉強すればいいの?って言う人にはいいでしょう.
私は知らなかったのですが,妻が読んでいる本をみて「この人有名な人だよね」と言っていのにびっくりして筆者について調べたら…,結構波瀾万丈な人生を送られているのですね.
株を購入する時は,私は,一生続く結婚相手を探すつもりで購入しています.

と至る所に書いてあるのが,読み終えた時になるほど…と納得してしまったり.

いまはどうされているのかわかりませんが,先入観を持たないで読まれるほうが本書をより理解できるのではないかと思います.

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2010.09.08

坪田 一男「理系のための人生設計ガイド」

そういえば,人生設計なんて中学生くらいの時に書いた「将来の夢」のあとは,具体的な金額とかは保険のFPさんが参考資料にくれたくらいだなーと思い,それらしい本を図書館から借りてきた.

「理系のため…」と銘打っているだけあり筆者がどのように人生設計を立ててきたのか,また理系職でのアプローチの仕方など説得力は感じられるのであるが,これで応用がきくかと問えば…ちょっと難しいかなと思う.
ポスドクや新卒者,学生が読むのにはこれからの指標として有効利用できると思うが,ちょっと自分には遅かったもしくはちょっと毛色が違うかもと感じた.
基礎知識編での仮説をたてて取り合えず実行してみるなんていうのは結構大事なことで,ここ数年,後で振り返ることもせずにだらだら過ごしてきた自分にちょっと反省.
自己分析編も役立つ情報が書かれており,やはり客観的に自分を見つめる事をしないとだめなんだなと痛感した次第.

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2010.09.01

池上 彰「知らないと恥をかく世界の大問題」

ただいま,ブレーク中の池上本の新書を読んでみた.

サブプライムローンやBRICsの説明なのは何度もしてきたことなんだろう.
時事ネタが多いので時間が経つ前に一読しておくのがよいと思う.

TVを見る機会がないのだけども,週刊こどもニュースは子ども番組の合間でみていたけど,
池上さんのブームってある意味,ニュースステーションの久米さんが出てきた時と同じなんだろうなと思う.
ニュースをわかりやすくバッサリ説明する.
最近のニュースを見ていても,ワイドショー化か専門的になりすぎる傾向で,わかりやすく歯に衣着せない池上さんの話はわかりやすいんだろうな.

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2010.02.05

クリス・アンダーソン「フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略 」

日本では昨年末に出版されたが,そのときの出版記念で特設サイトにて1万人限定の無料閲覧URLお知らせキャンペーンをやっていた.

まああとで見に行っても大丈夫だろうと思っていたら,43時間で1万人達成していて見れなかったという残念な思い出を持つ.みんな無料という言葉に惹かれるのかなと思いつつ年末年始のTODOに入れていたところ,会社で購入したようだったので同僚が読了後に読みはじめた.
Linux,GNU,オープンソースなんていう界隈にとってフリーとはストールマンの「自由な」であったのだけども,「無料」を使った経済のビジネスモデルについて過去から語っている.
ただし本書を読んだだけでは自分の業界もしくは会社での「無料」戦略がすぐには出てこないのではないかと思う.著者が言っている無料に対する前提条件がどれに相当するのか,一度自分の中でぐるっと回す必要がある.その思考を巡らせる目的には丁度よいかもしれない.
本書が実践的に行った1万人無料キャンペーンだが,レビューを見るとbitとatomの違いからか,「やはり有料でも書籍を持った方がよい」という人が多かった.だけれども,Kindleや今後出てくるiPadなどを考えると書籍における従来型の無料戦略がとれた最後の本になるのかもしれないなどと思ってしまうのは自分だけではないだろう.
また読了後に気になったのは,ユニクロ戦略と呼ばれているものや100均商品などとフリーミアの違いについて明確に論じているところがなかったのがちょっと物足りない感じを受けた.デフレと呼ばれる中でフリーミアの価値をどれだけ見いだせるかそこかな.

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