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2010/08/07

8月6日に「夏!長崎から」を思う

8月6日を過ぎてしまったけど,昨日からTwitterで話がでていたので「夏!長崎から」を改めて振り返ってみる.

人生に大切なことはすべて「夏!長崎から」教わった

と言っても過言ではないほど,人生のさまざまなことを稲佐山で決めてきたように思う.

初めて行ったのは高校2年の夏.それまでは先日の8月5日が父の誕生日で家族でお祝いをするのが習わしみたくなっていたのだけれども,それを変えたのがあの時だった.
家族は初めての一人旅にちょっと心配そうにしつつも,よろこんで千歳空港まで見送りをしてくれたのを思い出す.
稲佐山ではなく松山ラグビー場の時で整理券は持っていたはいいものの,どうやって並ぶのか全然わからないままだった.前日にNBC長崎放送局でセイヤングがあり,それに飛び入りで観覧希望に並んでいたところ,その前後に並んだ人たちと意気投合し翌日の参加と相成った.

そのほかにも,好きだった人との別れ,就職,転職,結婚,そして新しい家族について… など,いままで親や兄弟に囲まれて育ってきた環境から独立し,自分で決めなくてはいけない事柄を夏の長崎で決断してきた.
子供が産まれる前の年が最後の「夏!長崎から」だったのでもちろん参加した.新しく増える家族について考えるコンサートだった.

もちろん野外のコンサートだけではなく,このクソ暑いこの時期に長崎市内を歩くさまはまるで聖地巡礼である.暑い日差しの中,中島川ぞいを新地から諏訪神社までをぶらぶら歩いたり,駅前の歩道橋からぐるっと箱庭のようなかわいらしいおもちゃ箱のような市内を見渡すのがとても好きだった.

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平和について考えるこのコンサートはさださんが降りた後も受け継がれているが,子供と行けるときがくるまで続けてほしいなと願う.

8月6日が平和について,命について,家族について,そして大切な人について考える,そんな人になってほしいな.

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