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2009.04.26

角田光代「対岸の彼女」

2005年本屋大賞ノミネート作品

30代,既婚,子持ちの小夜子が,いまを変えるために仕事を始める.
雇い主で,独身の葵と同じ大学だったのもあって,学生の気分に仕事を始めるのだけれども…….

女性作家の作品をいくつか読んできたが,小夜子のようなキャラクター設定はいままで読んだ記憶があまりない.それだけに,家庭に忙殺されて,疲れてしまう自分を変えるために仕事へという気持ちはわかるし,夫の態度はある意味,専業主婦家庭の夫のラベルだろう(自分もそれに含まれるとは思いたくないが…).

そんなところへ救いの手を差し伸べた,葵はキャリアウーマンという感じではなく,姉御肌でいながら,きっちり仕事がまとめきれない,外から来た仕事を節操無く受け入れる(業種関係なく)ことに,社員たちもやきもきしている.
そんな葵の性格をひも解くように,高校時代の葵の日常が綴られ,また小夜子の家庭と仕事の日々が交互に進行して行く.

これが角田作品なんだろう.ありふれた女性を視点としながら,情継あふれる作品である.

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