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2009.04.07

岡嶋裕史「iPhone 衝撃のビジネスモデル」

タイトルに惹かれて,図書館の棚から取り出したのだが……,Web2.0の幻想とセマンティックWebへの隔たり,およびユビキタスの挫折について半分以上が割かれています.

Web2.0の幻想については確かに,そのとおりで,バスワードにもなってしまいました.結局は既存のビジネスモデルから脱却できていなかったということが明らかになったわけです.
またユビキタスについては,あらゆるところにコンピュータがあると,それぞれの端末のユーザインターフェースへの学習が必要になってしまいだめだと言っている.
ユビキタス環境はまだ整えられていない状況で,この評価はないだろうとは思う.
またT-EngineなどではUC(ユビキタスコミュニケーター)を使って,ユビキタス環境にアクセスするなど筆者と同じフェデレート端末を使っている.

セマンティックWeb環境や真のユビキタス環境の前にいくつがステップが必要でそのユーザエクスペリエンスとしてiPhoneが一番近い位置にいるということなのだろう.
本書は2007年発刊なので,日本のiPhoneの状況はわかっていない.それでも筆者の意図することはわかるはず.ソフトバンクでほぼ0円で購入できる状況のiPhone3Gだが,夏以降に発表されると言われている,次世代iPhoneはどのようなユーザエクスペリエンスを提供してくれるのか,そしてその先の世界をみせてくれるのか,そんなことに思いを馳せさせてくれる本である.

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