北九州で食べる
出張で北九州まで来てます
時間がないので、羽田で買ったお弁当をバスで食べてます
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Hackers and Paintersというタイトルの訳本.2005年の訳本だが,カバーに書かれていた「普通のやつらの上を行け」に惹かれて購入.
ポール・グレアムの投稿はとても刺激的で批判も多いらしく本書もかなりのコメントがあるが0−3章が良い.
特に1章の「どうしてオタクはもてないか」は批判的なコメントが特に多いようだがこれは自分がティーンの時に読んでいればと思う.
筆者のこう言っている.
時を遡って13歳の自分にアドバイスできるとしたら,まず頭を上げて周りを見てみろと言ってやりたい.当時は気付いていなかったのだが,自分たちがいた世界のすべては張りぼての偽物だった.学校だけじゃない.町のすべてがだ.人々が郊外に引っ越す理由は何だい?子供を作るためだろう.そこが退屈で空虚な場所になるのも当然だ.それ全体が,巨大な育児室みたいなものだからね.子供を育てるためだけに作られた人口の町だ.
さらに
問題なのは,子供が刑務所に囚われていることではなく,(a)そのことを子供が知らされていないこと,そして(b)その刑務所が主として収容者自身によって運営されていることだ.
と続く.
極端かもしれないが,イジメの本質としては間違ってはいない.
自分も小5の時にいじめ側にいた(と思う)が小6で逆の立場になった.
自分の場合はその範囲がクラスの中だけだったのが唯一の救いだった.ここでいうところの刑務所がとても小さく,行き来できるということが認識できていたということだろう.
ただ,今を考えるとそう楽観的にもいかないと思う.学校の裏サイトなどで書かれるとその影響の範囲は(薄くはなるだろうが)格段に広がっているだろう.またティーンエイジに起っていたこれらのことが大人たちにもあるってことを子供は知っているってこと.それこそ一度レッテルを貼られてしまったら張り替えられないのではと思ってしまうかもという不安はぬぐい去れない.
3章の「口にできないこと」は自分でも「あるある」と思ってしまうし自戒をこめたい.
いつも思うのだが,日本人のエンジニアでこの手のエッセイが少ないのはなぜだろう.
訳者のページに原稿があるのでエンジニアじゃないからという人はこちらから.でも手元に置いておきたいし読みかえしたい.そして子供が何かの時に書棚から手に取って読んでもらえることを願って.
第0章 メイド・イン・USA
第1章 どうしてオタクはもてないか
第2章 ハッカーと画家
第3章 口にできないこと
第4章 天邪鬼の価値
第5章 もうひとつの未来への道
第6章 富の創りかた
第7章 格差を考える
第8章 スパムへの対策
第9章 ものつくりのセンス
第10章 プログラミング言語入門
第11章 百年の言語
第12章 普通のやつらの上を行け
第13章 オタク野郎の復讐
第14章 夢の言語
第15章 デザインとリサーチ
第16章 素晴らしきハッカー
p.s
LISPもかじり直したいなと.
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会社のプリンタがDELLのAIO948を使っています.
プリンタのIPはDHCPで割り振っているんですが,Mac側は名前ではなくてIPで設定しています.
さっき久しぶりにプリントしてみようとしたらIPアドレスが変わっていることがわかって,Mac側を設定しようと「システム環境設定」ー「プリンタとファックス」から変更を試みようとするもNG.
ぐぐってみると,CUPSが動いているということなので「http://localhost:631/printers/」をアクセス!
するとCUPS画面が出てくるので,IPアドレスを変更すればOK.
コマンドラインを使う場合は,/etc/cups/printers.confを編集してcupsdをkill HUPすればよいらしい.
rootユーザなので編集する際にはsudoは必要.
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