さだまさし ソロプレミアム コンサート in 東京国際フォーラム
29日に東京国際フォーラムで行われたコンサートに行ってきました.
35周年のツアーコンサートのあとに自分一人だけで行うという「ソロ・プレミアム」
会場の際にチラシの前に今回の来場者だけのキーフォルダーを頂きました.
1つの椅子とマイクの周りを取り囲むように8本のギターが並んでいます.
無言で登場してそのまま「雪の朝」グレープの曲が続きます.
今回はソロということでギター曲がメインだろうと思っていましたが,いつもはコードで演奏している曲をアルペジオに直して聴かせてくれた今回のコンサートはまさに「生もと さだまさし」でした.
確かにサウンド的にはもう少し厚みがあったほうが豊かな表現になったり,演奏そのものにドキドキする場面もありましたが,それも含めてもっと少しでもさださんを知りたいという自分には満足のいく内容だったしセットリストも直球,どストレートでした.
ここ数年はツアコンやワールドでも「暗い曲が続いてごめんね」とか「歳を考えなくちゃ」などネガティブなエクスキューズがトークに出るたびに,いやーな気分になっていたものでしたが.今回はそんな事は一切出ず(曲自身のプレッシャーが先行していたんでしょうが),今回のセットリストの充実度,さらに35周年の後半からはじまったサックスの演奏も聴かせてもらえたし,演奏そのものにもさださんの一所懸命な姿勢を感じる事ができて,自分も来年は何か新しいことを始めなくちゃと思った次第です.
さらに「カウントダウンコンサート」をやるという発言に最初「え!引退するの?!」とか思ったのですが,周りの反応をみて年越しライブを決行するということを理解しました(笑)
ある意味今年の紅白に対するケジメなんでしょうか.独り言のように「やりたいことをはじめなくちゃ」とつぶやいた真意は測りかねますが,ただひたすらにこれからも応援していこうと改めて思いました.
今回の曲はどれも好きな曲だったですが,その中でもギター一本での「交響曲」は今回のコンサートのみオリジナルのアルペジオ.
ハミング付きの「精霊流し」は「まさかバイオリン無しでこれがくるとは思わなかったでしょう」とさださんが言われましたが,ハミングの時にマリンバのトレモロが聞こえるような気がしたのは私だけではなかったはず.
「パイナップルヒル」「ナイルにて」はギターアルバムである夢回帰線Ⅰ・Ⅱでやっぱり外す事はできない.
「生生流転」久々にライブで聴きましたが何度聴いても胸に響く.
逃げたあと悔やむより悔やまずに血を吐いて
ひたむきに歩けるほど勇気とちからが欲しい
来年もよい年にして,いまよりも少しでも成長する自分を見つけられるように頑張ろうと感じさせてくれるコンサートでした.
みなさんもよいお年を.
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コメント
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
コンサートに行かれたのですね。
素敵なコンサートだったのですね。
「生生流転」ですか。
いいなぁ
投稿: sandy | 2009/01/01 11:06
はじめまして 横浜に住むサラリーマンです
私もソロプレミアムin東京に行きました!
妻子は家で留守番で少々後ろめたい気持ちでしたが
平日はコンサートに行くことは難しく
何年かぶりのコンサートでした。。。
ところで 生生流転の次の曲名(主人公の前)を
覚えていらっしゃる方、教えてください!
投稿: ryo | 2009/01/01 13:00
sandyさん
あけましておめでとうございます。
今回はまた特別な記憶に残るコンサートでした。
時間のあるときに「長江」をみたいという気分になっています。
ryoさん
はじめまして。
>妻子は家で留守番
おお!同じ男性としてうれしい限りです。確かに後ろめたい気持ちはありますが...まあ開き直りましょう。
>生生流転の次の曲名
「一期一会」ですね。新曲です。多分次のアルバムには載るのではと思います。
会場のセットリストで確認しました。人だかりができて一苦労しましたが。
投稿: みつ | 2009/01/06 11:09