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2007年9月の7件の投稿

2007.09.21

本日の戦利品

本日の戦利品
今日はお昼付きのセミナーに参加してきました。
基調講演はかなり期待していたのですが、ほとんどが成果物のビデオ上映会でしたorz
そんななか、抽選会でリュックをゲットしてきました。
セミナーのノベルティは久しぶり(^_^)v

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冷静と情熱のあいだ Blu~フィレンツェの異邦人~辻仁成プロデュース

風花のruruさんに勧められて、近くのTSUTAYAで借りようと思ったのですが生憎映画のサントラしかなかったので、Amazoneで買ってみました。

BlueとRossoどちらかにしようと思っていたのですが、Blueは奏者が気になるし、Rossoは選曲のメロディが気になるということで思い切って両方お買い上げです。

第一印象は「なんて辻ワールド!」です(笑)
どの曲も小説のための書き下ろしではなく、辻さんがチョイスしたものだと思うのですが、それにしてもなんてBlueにマッチしているのだろうかと感じずにはいられません。
1曲目の葉加瀬さんのViolinは確か情熱大陸で使っている曲でしたっけ?
ですが、このアルバムで聴くと違った男性の哀しさが感じられます。
私にとって葉加瀬さんはクライスラー&カンパニーであり、クラシックとはまた違う独特のリズム感を教えてくれた人でした。

溝口さんのCelloは恥ずかしながら初めて聴きました。
やさしい音色がしますね。今度単独のアルバムを借りてこようかと思いました。

そんなわけで感想ってほどでもないですが、冷静と情熱 Blue の世界を思い出すこと間違いなしのアルバムです。

Rossoも楽しみ。

冷静と情熱のあいだ Blu~フィレンツェの異邦人~辻仁成プロデュース 冷静と情熱のあいだ Blu~フィレンツェの異邦人~辻仁成プロデュース
イメージ・アルバム 葉加瀬太郎 溝口肇

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2007.09.17

さだまさし「Mist」

遅ればせながら、さださんの最新アルバムが到着したので早速、iPodにいれて聴いています。

ファーストコンタクトですが、私的Mistとして
・楽曲ならば、赤い月
・詩的には、窓
・バランスとしては、かささぎ
です。

桜桜咲くラプソディは最初インパクト弱い感じを受けましたが、これは何度も聴いていくうちにツボにはまるかもしれません。
51はみなさんいろいろ意見があるようですが、詩だけよりも曲を聴いたほうがより意思が伝わる曲だと思います。
あと大陸さんのViloinがとてもよい赤い月はそれだけを聴いてもいいくらいです。
とてもViloinが若々しく、それでいて一途な感じがそても「赤い月」にマッチしています。「白鯨」以来ですね。感情が面に出ている感じがするのは。
これはちょっとさらって見たいです。

今回のアルバムで歌詞を読んで気になったのは「笑顔を守る」という言葉が多いこと。
やはり夏・長崎からの20+1年というのはさださんにとってとても大きかったのだなと感じずにはいられません。

アルバムのタイトルMist、9番目の曲「霧-ミストー」もそうですが、敢えて「実は僕たちは霧の中にいる」と断言してしまう。霧の中にいるかどうかはそこから出なければわからないのに…
だからこそ、霧の晴れ間に行く意思を持つこと、それが「笑顔を守る」ことに繋がるのだ
そう言っているように感じます。
いまの現状に嘆いているのだけではなく、そこから踏み出す一歩。そのメッセージがこのアルバムにはあります。

MIST(初回盤) MIST(初回盤)
さだまさし

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2007.09.13

イシイの甘栗

10日が結婚記念日だったのですが、お互い日々のことに追われていてすっかり忘れてしまっていました。
いや、週末までは覚えていたのですが、11日に精密検査を受けるのでそっちに気がいっていました。

仕事中にカレンダーをみていたら、突然そんなことを思い出して、でもここ数年はケーキを買ってきて終わりだったなーとか思っていたら、かっちんさんのところで栗のお話をされていたので、「おー、栗食べたーい!」になりました。

会社がある浅草近辺ですとイシイの甘栗さんが有名のようなので帰りに寄ってきました。
20070913170_2

帰宅して夕食後に開けてみると…
つやつやの皮で簡単に実が取り出せます。そしてとても甘ーいです。
こんなに美味しい甘栗は初めてといっていいほど久しぶりでした。

ちょっとお値段は張るかもしれませんが、それに見合う味を提供してくれます。
ようやく秋めいてきましたし、旬ですね。Dscf2299 Dscf2304
Dscf2300

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2007.09.07

角田光代「あしたはうんと遠くへいこう」

初角田さんです。

泉は田舎の温泉町から東京に出てきた女の子。「今度こそ幸せになりたい」―そう願って恋愛しているだけなのに。なんでこんなに失敗ばかりするんだろ。アイルランドを自転車で旅したり、ニュー・エイジにはまったり、ストーカーに追い掛けられたり、子供を誘拐したり…。波瀾万丈な恋愛生活の果てに、泉は幸せな “あした”に辿り着くことができるのだろうか?新直木賞作家がはじめて描いた、“直球”恋愛小説。

イズは何故そこまで自分に正直に向いてしまうのだろうかと思う。
行動は確かに、男と薬に溺れてみたり、だめんずに捕まりまくっているわけで、何かこんなことをやってみたいという明確な目標もなく、すべてを受身で生きている。
何も見えてこないから流される日々。

「たすけて」
多分、彼女の主体はここなのだろうけど、これに気づくのを本能的に避けている。
人は孤独だということに悩み苦しむ時期にその答えを求めいろんな行動をしているのに、もかかわらず、まだその答えを見出せていないイズ。

どんなに悲惨な恋の結末を迎えても、今度こそ幸せになろうという気持ちを持つのはすごいのだけど、恋の始まりに際してその行方まで見えてしまうって言うのは悲しい。
自分の可能性というかできる範囲が見えているのなら、そこからもう一歩外へ踏み込めるのではないだろうか。
うんと遠くでなくて、あともう一歩遠くへ行くのが大事なのではと思う読了感でした。

あしたはうんと遠くへいこう (角川文庫) あしたはうんと遠くへいこう (角川文庫)
角田 光代

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2007.09.03

諏訪 哲史「アサッテの人」

今年の芥川賞受賞作品です。
小説を書くこと自体を題材にする作品はいくつかありますが、うーんどうなんでしょう。
この手の作品を好む人たちって、作者パーソナルが好きな読者(つまり作者のファン)、小説を書く側の人間だと思うのです。稀に作品自体を斜に構えたり軽い自虐的な作品、ウィットに富む内容を書いて成功する例もあると思うのですが基本的には変化球、猫だましなわけでそれがここまで評価されているのはちょっとわかりません。

アサッテというのは「斜め上」を行く叔父の話をどうにかして小説にまとめようと苦悩(?)というか工程を論説調に仕上げているのだけれども、やはりマジメに書きすぎている感がどうにもいたたまれない。
発音の図示やポンパッの踊りについて家を図解しているところなど小説の枠を超えようという試みが逆に作品の限界を示しているように感じるのには選者のコメントからも同感に思える。

叔父の言葉遊びと言い切ってしまうとこの話はもっとすっきりするようにも感じるし、ロシア語辞典で見つけた言葉からもっと梶を切ってもよかったのではないかとも思える。

アサッテの人 アサッテの人
諏訪 哲史

講談社  2007-07-21
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2007.09.02

暑い夏に思い出すこと

ようやく暑かった夏も終わりを告げようとしている。
家から駅までにつづく百日紅の赤や白、紫の花もほころび始め、朝の通勤時の蝉の声もうるさく感じなくなってきた。

今年の夏は暑かったがいくつかの思い出もやはり暑い夏の日だった。

日航機の墜落事故の時は、まだ実家にいて、ちょうど父の手伝いをしていた。
たしか今年も出ていた、ヒグマ打線こと駒大岩見沢の甲子園のベスト8を賭けた試合の日だった(と思う)が、車のラジオつけっぱなしで聞きながら手伝いをしていたときに速報が飛び込んできた。
ヒグマ打線の結果は忘れてしまったが、お昼をとりに家へ戻るとテレビからは事故と坂本九さんのことがずーっとながれていた。上を向いて歩こうが流れていた。

神戸の震災があった年の「夏・長崎から」だった。
さださんのトークで聞かされていた急行雲仙の話ではないが、直角座席で夜行列車に乗ってみようと思い立ち、青春18切符を購入し、もういまは無くなってしまったが、大垣行きの東海道線の最終に川崎駅から乗り込んだ。
夏休みということもあり、ほぼ満員だったけど、うまい具合にボックスの1つを確保できて、まだ東京へ出てきて慣れない生活を振り返りながら真っ暗な外を眺めていた。
今はムーンライトながらに置き換わってしまったが、ボックス席の夜行は苦行でもないが、ある種の熱気と冷静を感じつつも暗闇のなかを走る。何気なく目が覚めた浜松へは1時を過ぎていて、薄暗いホームに静かに停車していた。
当然青春18なので新幹線には乗れないのだが、ポケット時刻表を片手に乗り継ぐ駅を探していく。
そんなときに、西ノ宮を通過するときに愕然とした景色が広がっていた。駅前のそごう(だと思う)がまだ瓦礫の山になっていて、工事がまだ行われていた。テレビでは震災の様子が報道されなくなってきていたが、ここではまだ続いていることだと認識させられた。
その日初めて広島入りした。その日は広島球場で広島-巨人戦が行われていた。
ガイドブックで調べていたお好み焼き屋で初めてお好み焼きが主食になると感じた。テレビには桑田が投げ勝っている姿が映り応援する声を上げたかったが、そんな声を出すとお店から帰られないのではという気持ちにもさせられた。
この被爆50年だったこの年に「夏長崎から」で初めて「広島の空」を生で聞いた。

そういえば、「夏・長崎から」で初めて聞いた曲も思い出深い。
初めて「夏・長崎から」へ行った90年の時、自由飛行館に初めて入り一息入れると、いままでに聞いたことのない曲がかかっていた。
それは夢回帰線Ⅱだった。
Song for a friend は高校生の私にとって(そして今でも)とてもインパクトのある曲だ。
10年以上も想いを寄せ、幾度と無く打ちのめされていた私にとって、この曲は新たな出発であり、実は諦めでもあり、ほんの少しの望みでもあった。
ふとした時に「あのときの選択」をひどく後悔することがある。そんな時にはやはりこの曲が救ってくれる。

ヒグラシと共に虫の音が聞こえてきた。

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