« 好きな風景 | トップページ | 合宿! »

2006.03.15

佐野 正幸「あの頃こんな球場があった―昭和プロ野球秘史」

高校の先輩である佐野正幸さんの最新著作です。

北海道は今でこそ日ハムがいるから違いますが、私が子供の頃 「野球=巨人」だったと思います。小学校にかぶってくる野球帽がそれを物語っていました。
巨人 6割
阪神 2割
広島 1割
西武 1割
その他
こんな感じだったと思います。
テレビで野球と見ても、ほとんどが対巨人戦。パリーグは日本シリーズでしかお目にかかれない。そんな状況だったと思います。

北海道にも円山、スタルヒンなど名前は聞いたことがある球場はありますが、全国にはぜんぜん日の目を浴びてこなかった球場も数多くあります。
そんな過去の球場や数々の名勝負を行われた球場など、今はお目にかかれない球場を写真や名勝負のエピソードを通して紹介されています。

本著の特によいところは、佐野さんが実際に足を運んだ球場では、観客の目線で球場や試合が語られているところだと思います。
 スポーツライターが書く場合だとどうしても作品の切り口にこだわってしまいがちですが、佐野さんの作品は全体を通しても自分が応援されてきた目線で書かれているところでしょう。
球場1つ1つが短編作品のように軽く読めながらもぐいぐい引っ張られていきます。

中でも川崎球場はいいですね。さすが「10.19」を語ると日本で屈指の人だと思います。
いつも佐野作品読了後には球場に足を運びたくなります。

あの頃こんな球場があった―昭和プロ野球秘史 あの頃こんな球場があった―昭和プロ野球秘史
佐野 正幸

草思社  2006-02
売り上げランキング :

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

|

« 好きな風景 | トップページ | 合宿! »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/16921/9098715

この記事へのトラックバック一覧です: 佐野 正幸「あの頃こんな球場があった―昭和プロ野球秘史」:

« 好きな風景 | トップページ | 合宿! »