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2005.07.27

谷村 志穂「白の月」

谷村 志穂さんの「白の月」です。
短編集です。恋愛小説ではありますが、登場人物の主人公である女性がすべて妊娠しているまたはそれに近い
感情(不安定なDINKS?マタニティブルー?)をもっているというちょっと変わった設定になっています。

いままで結婚前の不安な女性描写は読んだことがあったけど、このようなのは初めてです。
ある意味私の家庭もこれに近い状況になっている(これからなる?)のかと考えさせられてしまいました。

谷村さんは同郷と思って読んでいるせいかはわかりませんが、海、雪、水の描写は相変わらず独特のすばらしいものがあります。海猫の時もそう思ったけど、谷村さんの雪って白だけじゃないんですよね。必ず空が灰色の雲を連想させます。
海もそう。太平洋の抜けるような青空ではなく、なんとなくうす曇りの空。さびしげな波打ち際。
中の「卵色の愛」でも沖縄の海がでてくるが、やはりそこはなとなく寂しげに感じるのは彼女の持ち味か。

どの作品もよいけどオススメは「白い月」・「一雨ごとに」。

4087747336白の月
谷村 志穂

集英社 2004-11
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