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2005.03.05

きらきらひかる

きらきらひかる
江國 香織

おすすめ平均
人は変わらざるを得ないのか
誰か好きな人がいたら
すべての人に共通する話
恋しさと せつなさと 心強さと
帯にあった言葉

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江國 香織さんの作品です。
ホモとアル中という背景を持った男女が一緒に夫婦として生活するなかでお互いの心のうちが交互に綴られている
小説です。
二人の設定が突飛に見えてしまいがちだけれども、逆にそのおかげで二人のピュアな心がそのまま表現されていて違和感を感じさせないのだと思います。
江国さんの二人を同時に交互に描く手法は読んでいてとても入り込みやすくまるで推理小説のようで、
しかも今回の主人公たちは散文的な行動を起こすので彼らの言葉が詩的に感じます。
惜しむらくは笑子のアル中症状のような行動が実は彼女なりの考えであることを表現してほしかったとは思います。

ともかく江國さんの世界を感じられる一冊です。

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コメント

はじめまして
TBありがとうございます。
なるほど そういう感じ方もあるのですね。
同じ本を読んでも 人によって微妙に感じ方が違い
その表現の仕方も違って 当然ではありますが
面白いものですね。

投稿: ruru | 2005.03.06 07:57

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江國 香織 きらきらひかる 情緒不安定で通院歴のある笑子と、内科医で「ホモ」の睦月。 片や親の願いに沿って情緒を安定させるために、もう一方は一人息子の将来を憂う両親のために、互いの義父・義母には各々の事情を伏せたまま見合い結婚した夫婦。 「自然」なる... [続きを読む]

受信: 2005.11.13 06:19

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